バター・マーガリン・ファットスプレッド?? ~定期的に食品表示診断士より表示に関する情報をお届けしております~ 2016.2.17 こんにちは。西サトー・営業サポート兼食品診断士のつめ子です。 この記事が更新される頃には、バレンタインデーは過ぎてしまっているかもしれません。 今年も家人とチョコ作りの予定をしていますが、毎年毎年、相変わらず板チョコを【溶かす】→【固める】 の単純作業で終わりそうです。 さて、今日は洋菓子作りケーキには欠かせない材料でもあり、話題の旗TPP(環太平洋経済連携協定)旗にも【乳製品】として合意項目にあるバター等の話題に触れたいと思います。 今回は表示に関しての情報ですのでかなりシンプルにまとめてしまっていますが、ご容赦下さい。 |
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見た目もよく似ているバターとマーガリンですが、実際何が違うのでしょうか?
「バター」は 乳製品
とってもシンプルに言ってしまうと、「バター」は牛乳から乳脂肪分を取り出したものなんです。うーん。まだ分かりにくいですね...バターが何からどんな風に作られているかを追えば、もっと分かりやすいかもしれません。
■バターの作り方は?
1)生クリームを冷やしながら、延々とかき混ぜる。
2)生クリーム中の脂肪(あぶら)が集まる。
3)この脂肪(あぶら)が固まるとバターに!
つまりバターは、ミルク由来の超シンプルな自然食材なのです。 それだけに味わいが深く、お菓子などに使うと高級感ある味になりますよね。しかし!みなさまご存じのように・・・かなりの高カロリー!なのです。
「マーガリン」は バターと別物で代用品?!
マーガリン氏には大変失礼な言い方になってしまいますが...
マーガリンは…植物油を固めてバター風の香料や味を付けたバターの代用品になるかと思います。バター同様に、もうチョット分かりやすくする為に、作り方をどうぞ!
■マーガリンの作り方は?
1)何種類かの油脂を溶かして混ぜ合わせる。
2)1)に入化剤+水を加えてを入れる
3)乳化した2)を急速に冷やしながらかき混ぜると出来上がり!
バターと違って、ご家庭で作るには難しそうです。
しかし「バターの代用品」と言われようとも、カロリーはバターに比べ控えめ!お値段やカロリーで考えると、バターの代用品として十分ですよね。
「ファットスプレッド」は 第3のバター?
ファットスプレッドとは、聞き慣れない言葉かもしれませんが
スーパーやデパートなどの「バター・マーガリン」の棚に一緒に並んでいる品です。
ファット=油脂の多い
スプレッド(食品)=パンに塗る「塗り物」
名前を意訳?してみてもパッと分かりにくいものです。
ファットスプレッドの特徴は、マーガリンよりも油分や水分が少なく
バター・マーガリンの3つの中で、一番カロリーが低い優れモノです。
また、柔らかい特性によりピーナッツバター風・ちょこクリーム風・ガーリックバター風など種類も豊富。
そして、パンなどに塗りやすい!などの理由から
食卓に浸透しつつあるお品です。
ケーキ作りにはバターケーキ毎朝のトーストにはマーガリン食パンオヤツのコッペパンにはファットブレッドコーヒーなど、それぞれの特色やカロリーを考えながら、美味しく健康に食べたい食品ですね。
●バターは簡単に○○にもどせちゃう?!じつは、バターはチーズなどと違って脱脂粉乳と水を加えれば、 ●バターは、一般業者は絶対に輸入できません。【国家貿易】の対象品だからです。※現在は、国内酪農家を守るため、なんと関税率360%!とてつもなく大きい関税ですよね~ ●しかし!今回TPP大筋合意をうけ、バターに優遇輸入枠が新設されるので今後、おいしいニュージーランド産バター等が安く手に入る日が来る、かも、しれません。 |
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